画像診断センター(放射線科)

診療・各部門

放射線診断専門医が各種医療画像(CT、MRI、一般撮影など)を評価して病変の有無、質的診断を画像診断報告書に記載して各診療科に配信しています。各診療科専門医とのダブルチェック体制により、病変の発見、治療方針の決定を円滑に行うことが可能となります。また画像診断センター(放射線科)では病診連携医の先生方からの画像検査依頼にも対応しております。主治医の先生からの紹介状を元に適切な検査を行い、画像診断報告書を検査画像とともにご依頼された医療機関にお返ししています。検査予約については地域支援室までお問い合わせください。

医師紹介

植松秀昌

院長補佐 兼 画像診断センター長 兼 放射線科部長 植松 秀昌 うえまつ ひでまさ

専門
画像診断
卒業大学
福井医科大学医学部
卒業年次
平成元年
資格
医学博士
日本医学放射線学会 放射線科専門医
福井大学医学部臨床教授
【福井大学医学部 放射線科】
NoPhoto 非常勤医師 坂井 豊彦 (さかい とよひこ)
専門  診断全般
診療日  火曜午前
NoPhoto 非常勤医師 高田 健次 (たかだ けんじ)
専門 診断全般
診療日 金曜午前
NoPhoto 非常勤医師 竹内 聖喬 たけうち きよたか
専門 診断全般
診療日 月曜午前

サービスの提供体制

画像診断センター(放射線科)は、放射線診断専門医1名、非常勤医師3名、診療放射線技師9名 で病院業務、健診センター業務に従事しています。(マンモグラフィ認定技師4名、胃がん検診認定技師5名、放射線管理士3名、放射線機器管理士3名、肺がんCT検診認定技師1名、X線CT認定技師1名) (令和4年4月 現在)

主な医療機器

一般X撮影装置2台・X線透視装置3台・マルチX線CT装置2台・1.5テスラMRI装置1台・血管造影撮影装置1台 健診センターには一般X撮影装置1台・X線透視装置2台・骨密度撮影装置・デジタル乳房撮影装置 胸部・胃検診車2台

スタッフの声

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診療放射線技師は、最先端の医療機器を駆使して、患者さんの病気診断に有効な情報を、医師に提供する重要な役割を担っています。 臨床の現場では、質の高い放射線技術業務を効率的におこなうため、自らの努力が最も重要であり自覚と知識の向上で、患者さんに安心してもらえるよう努力し、医療サービスや医療事故防止に向けてさまざまな取り組みを行っています。 特に最近では専門(認定)技師として、放射線部門における質の充実に努めたいと考えています。

マンモグラフィ撮影認定技師

 当院では、シーメンス社マンモマット3000Nova、Fujiデジタルシステムを使用して、従来のフィルム法にまけない画質の写真を撮ることができます。 現在日本では乳がんになる方が年々増えています。 乳がんは早期に発見し治療すれば高い確率で治すことができます。 月1回の自己検診を行い、2年に1回のマンモグラフィ併用乳がん検診を受けることをお勧めします。 また少しでもおかしいと感じた時は気軽に検査を受けに来て下さい。

マンモグラフィ(乳房エックス線写真)検診施設画像認定を取得

NPO法人マンモグラフィ検診精度管理中央委員会のマンモグラフィ(乳房エックス線写真)検診施設画像認定を取得しました。 マンモグラフィによる乳がん検診や診療を行うためには、よいマンモグラムを提供することが重要です。乳房エックス線写真撮影の実施機関は、日本医学放射線 学会の定める基準を満たした撮影装置を有することが定められていますが、撮影装置が仕様基準に合っていても、装置の使用方法や画像出力条件によって画質が 異なってしまいます。 今回取得した施設認定は、マンモグラフィの精度を保つために検診精度管理中央委員会が行っている事業の一環で、撮影線量と臨床画像の観点から評価されたも のです。 今後も医療の充実を図り、質の高い医療サービスを提供していきたいと考えております。

マンモグラフィ検診施設画像認定証

画像診断機器の紹介

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64列CT検査

従来の装置より被ばく線量が大幅に低減され、息止め時間も短くなることで患者さんの負担が少なくなりました。。
また3D画像がより詳細に作成できるようになりました。

MRI検査

1.5テスラMRI検査

脳動脈瘤の発見や脳梗塞の診断に優れています。整形領域では脊髄と関節の描写に重要な働きをします。

CT検査

16列CT検査

3次元画像や血管の詳細な画像が作成できる機器です。

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血管造影検査

最新のFPDを搭載し全身の末梢血管まで検査できます。脳動脈瘤や血栓の発見に優れています。

マンモグラフィ検査

マンモグラフィ検査

被ばく低減で、女性の負担少ない新鋭機。 デジタル化され女性専門技師が撮影を行っています。

これら主要装置を使った検査は、放射線科医が診断しレポートを作成しています。 メタボリックシンドローム対応としてCTの内臓脂肪測定ソフトを導入し特定健診の体制を整えました。 また、地域医療機関から依頼された検査も多くおこない、病診連携の一翼を担っています。