病理・臨床検査科

診療・各部門

サービスの提供体制

スタッフは、非常勤医師1名、臨床検査技師12名、助手1名、パート1名(令和4年4月 現在)で構成されています。 24時間体制を実施し、昼当番、夜間・休日は待機当番制を導入し必要時いつでも検査が可能です。各部門ごとに自動分析装置、計測機器、迅速検査法、オーダリングシステムを導入して迅速検査報告体制を実施しています。

非常勤医師(病理担当)

【福井大学附属病院 病理診断科】
NoPhoto 非常勤医師 今村 好章 診療教授 イマムラ ヨシアキ
専門 診断病理・甲状腺腫瘍病理
診療日 隔週 木曜日

主な業務内容

検体検査部門は血液検査、臨床化学検査、免疫血清検査、一般検査、輸血検査、微生物検査、病理・細胞診検査を実施し、血液など生体から採取された材料を用いて検査を行っています。 生理検査部門は、生体から生ずる微弱な活動電位や、生体現象を測定機器を用いて検査(心電図・脳波・筋電図・脈波等)しています。

血液・化学検査部門

主な検査機器として全自動血球計数機、生化学自動分析装置、血糖・グリコヘモグロビン分析装置、生化学自動分析装置、全自動免疫化学測定装置を用いて血液中の赤血球、白血球、血色素を測定し貧血や血液疾患を、臨床化学検査として肝機能、腎機能、心機能、脂質、糖質、電解質、薬物血中濃度など多くの項目を測定し、迅速に報告してます。 免疫化学検査は感染症項目・腫瘍マーカー、ホルモン等の項目を測定しています。 また検査値を保証するために内部精度管理、外部精度管理を実施して高い実績を維持しています。うち2名は糖尿病療養指導士として糖尿病教室に参画しています。

微生物検査

微生物検査では、尿、便、痰など患者様の検体を培養し、感染症などの病気を引き起こすと考えられる細菌を特定し、どの薬が有効であるかを調べます。また、インフルエンザ、アデノ、ノロなど各種ウィルス、A群溶連菌、ピロリ菌などの迅速検査も行っています。 院内感染を防止するために、検出された微生物の集計報告や耐性菌サーベイランスを行って情報を提供しています。